【TOKONA-X】

圧倒的な存在感で、名古屋のヒップホップ・シーンを牽引してきたMC、TOKONA-X。18歳という若さで、伝説的ヒップホップ・イベント ”さんピンCAMP” に出演。共にその舞台に立った HAZU と ILLMARIACHI を結成し、『荒療治 / TOKONAIZM』 でデビューを果たす。  97年の 1stアルバム 『THA MASTA BLASTA』 リリース後、ILLMARIACHI は活動を休止。以後、ソロとして、また、名古屋の仲間、EQUAL らと組んでいた MASTERS OF SKILLZ の一員として、活躍する。  2001年には、MASTERS OF SKILLZ が M.O.S.A.D. に改名。OZROSAURUS や 餓鬼レンジャー の作品への客演を通して、M.O.S.A.D. の知名度は一気に高まる。また、同年09月には、ILLMARIACHI として、約4年ぶりに作品をリリース。02年の、M.O.S.A.D. 1stアルバム 『THE GREAT SENSATION』 発表後は、ソロでの客演依頼も加速度的に増えていく。  そして、03年07月。DEF JAM JAPAN より、東海・北陸限定販売で、1stソロ・シングル 『I Just Wanna...』 をリリース。1stソロ・アルバム 『トウカイ X テイオー』 もリリースされ、一層の活躍が期待されたが、04年11月22日、心停止により逝去。熱中症による体力低下が原因だった。享年26歳。